【教師の服装】ファッションに自信がない男性・女性教師必見!TPO別の着こなしとは?

教師にオススメの服装

スーツでスニーカーを履いているなら教師だと思え、と教わった私です。

 

教師の実情や機能性を考えると

  • いつでもスニーカー
  • 困ったときはスーツ
  • 動き回るならジャージ

と服装を決めるのは、(確かに)服選びに時間を割くことなく効率がよくて合理的です。

しかしそればかりしていると、TPOに応じた服選びができなくなります。

 

そこで本日は、場面に応じたオススメの教師の服装選び高校教師歴10年以上の松梅タケが確認していきます。

この記事では

・学校行事ごとのベストな服装
・教師のオシャレはどこまでしたらいいの?
・ついやってしまいがちなダメな服装や小物類

これらについて、知ることができます。

動画でわかりやすくまとめています。

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教師の仕事でどんな場面にも万能な服装|襟付きトップス&デニム以外のロングパンツ

教師の服装

教師の服装としてど定番なのは、男女共に襟付きのトップス+デニム以外・・のロングパンツでしょう。

この服装ならば、問題になることはほとんど無いはずです。

教師で服選びに迷ったら、襟付きシャツ+ロングパンツと覚えておきましょう。

 

ちなみに襟付きシャツの定番といえばこちら。
  •  ポロシャツ
  • カッターシャツ
  • ジャケット
  • ブラウス

 

もちろん、ニットやトレーナーの中に着込むようなスタイルでもOK。

高等学校であればスーツを着る教師の割合がグッと上がりますので、スーツでもいいかもしれません。

初等教育だとゆったりめ、高等教育だとかっちり目が多い印象です。

 

 靴は動きやすいものを選ぶ

スニーカー

二足制の学校内だとスリッパに履き替えると思いますが、いずれにせよ靴は動きやすいものであれば良いでしょう。

  • スニーカー
  • パンプス
  • 革靴

などですね。

 

ただし、いくら動きやすいからといっても、スーツ × スニーカーは避けましょう

教師特有の(悪い方の)ファッションセンスが、露呈します。

機能性や実情に合わせてそうしたい気持ちはよくわかるのですが、思っている以上に見た目のバランスが悪いです。

 

スリッパに履き替えるような学校だと、敷地内の移動は常にクロックスで移動する人も多いですね。

デザインもいいし、普通のスリッパよりもしっかり作られているのでオススメです。

上履きの代わりはもちろん、スーツを来て校内を歩くのも良いです。

 

あまり好ましくないと思う、教師の服装とは?

 

教師に相応しい服装とは?

スーツ × スニーカーのように、教師生活が長くなってくると良くも悪くも自分が出てきます。

そこで今度はついつい教師がしてしまう服装についても、紹介しておきます。

世間と感覚がずれないためにも、(定期的に服装を確認して)恥ずかしくない教師を意識しましょう。

 

一般的に避けたほうが良いとされる服装は、こちら。
  • Tシャツ
    カジュアルさが目立つため、管理職、同僚、保護者からの評判はよくない。
  • デニム
    上に同じ。カジュアル過ぎる印象を持たれてしまう。
  • パーカー・ロングカーディガン
    カジュアル過ぎることもあるが、フード部分や裾の部分で引っかかる恐れがある。特に初等教育や特別支援学校では注意したい。
  • ピンヒール、厚底靴
    転倒の恐れがあるし、何より長時間立ち仕事をする教師の仕事では履いているのがツライ。
  • 膝丈のもの
    膝が見えるくらいの短いパンツやスカートはどうしてもカジュアルな印象を与えてしまう。

 

軽装と言われるような服装やファンション性の高い服装は、仕事の現場では不向きと言われています。

教師の仕事は、ファッションショーではありません。

オシャレを楽しむなら、プライベートで楽しみましょう。

>>教師にオススメのデートスポット

 

学校行事や特定の場面における、教師にオススメの服装は?

教師に相応しい服装とは?

女性困り顔
学校行事の時、教師はどんな服にすればいいんだろう。

と悩む教師も、多いみたいです。

そこで今度は、普段とは違い学校行事や特定の場面における、教師のファッションについてです。

 

修学旅行や校外学習の引率時、教師の服装はどうしたらいいの?

修学旅行

学校行事の中でもとりわけ重大行事、かつ教師としての服装で悩むのが修学旅行

または、修学旅行より頻度が多い、年に1度の校外学習(遠足)

校外へ引率する時の服装って、悩む人が結構多いみたいですね。

何も考えずに「あ、旅行が勝ってしまったな」みたいな先生もたまにいるけど。

 

修学旅行の服装については「修学旅行に参加する先生へ」で書いているので、詳しくはそちらをお読みいただきたいのですが、記事冒頭(教師におすすめの服装)にある通り

  • 襟付きのシャツやトップス
  • デニム以外のロングパンツ
  • 動きやすいスニーカーやヒールが低めのパンプス

であれば、修学旅行でも校外学習でも全く問題ありません。

 

生徒は制服で教師だけが私服ってのが気になるなら、ジャケットスタイルとロングパンツ+スニーカーという服装であれば問題ないでしょう。

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逆に。

(できれば)教師として避けたい格好としては

  • パーカー Tシャツ
  • ダメージ加工されたパンツ
  • キーチェーンなどジャラジャラいうやつ
  • スカート(ロングはOKかな)
  • ヒールの高い靴
  • スーツ

このあたりは避けたほうが無難です。

 

軽装やファッション性の高い服装では、旅行感が出過ぎてしまいます。

その場には馴染むでしょうが引率業務にはふさわしくありません。

逆にスーツなどきっちり過ぎる格好も、避けたほうがいいでしょう。

きっちりし過ぎると添乗員のようになってしまい、せっかくの校外活動なのにクラスの一体感が得られません

 

あと、リュックやボディバッグのように、常に両手が塞がらず肌身離さず持っていられるカバンがあると大変便利です。

しおりを入れたり、簡易救急セットを入れたり。

もちろん私物の貴重品やタオルなんかも入れたりできますから、重宝します。

 

学校によっては、生徒の保険証のコピーや連絡先一覧持っていく場合もあるかもしれませんよね。

その場合、紛失が一番怖いです。

 

生徒の個人情報を持ち出すならばなおのこと

  • 両手が常に空いてて (いちいちカバンをおく必要が無い)
  • 常に携帯できる・移動の邪魔にならない (いざという時にすぐに取り出せる)

このようなタイプのバッグ(カバン)が安心です。

 

カバンは服装と違って、少々オシャレな物を選んでも問題ないです。

 

とはいえ、高級ブランドは避けましょう。

仕事では使いにくいし、そもそも高いので生徒に汚されてもいやですから(笑)。

 

修学旅行や校外学習で使うなら、カジュアルブランドのバッグがおすすめです。

カジュアルブランドといえど、あまりに安い聞いたこと無いようなブランドのバッグだと、すぐに壊れるから避けましょう。

安かろう悪かろうというやつです。

 

どうせ(買って)使うなら、オン・オフどちらでも使いまわせるような、長く利用できるバッグを選びたいところ。

ファッション性をキープしつつ、機能性が高く、内容量の多いバッグがいいでしょうね。

 

ちなみに私は、ディーゼルやグレゴリーのバッグを愛用していました。

容量も十分あって、邪魔にならない大きさでちょうどよかったです。

男女兼用とは書いていませんが、女性が持っていても(服装によりますが)素敵だと思います。

 

今日はオフ! 教師のデートの服装は?

教師の休日

教師だって人間ですから、恋もします。

仕事では少々ダサい格好をしていても、デートの時くらいはオシャレにしたいですよね。

結婚を意識した年代になると、余計に教師のデートも疎かにできないですからね。

 

教師におすすめのデート服となれば

  • 男性教師なら、モノトーンをベースにシンプルコーデ
  • 女性教師なら、フレアスカートなどで女性らしさを出す

なんていう格好が、良いかもしれません。

 

教師のデート服が気になる方は、以下の記事に詳しくまとめてありますのでどうぞ。

 

その他、家庭訪問や教科の出張、転職面接ではスーツが無難

家庭訪問

家庭訪問に限らず、やはり誰か大人に会う(保護者や他の学校関係者、または企業の人など)ならば、教師といえどスーツの方が良いでしょう。

 

いつもスーツを着ない教師だとしても、スーツを着る場面(着た方が良い場面)はこちら。
  • 入学式・卒業式
    (該当担任や30代以降なら、スーツよりも礼服の方がより良い)
  • 研究授業や公開授業
  • 三者面談
  • 家庭訪問
  • 大学説明会、企業説明会に参加時
  • 転職活動中

 

研究授業や公開授業の時は、普段の服装(普段が私服なら私服、スーツならスーツ)で全く問題ないと思いますが、大人が大勢集まる場所ではスーツの方がベターといえます。

逆に、免許更新や教科の学会などでは長丁場になることも多いので、普段着ている服装の方が楽に過ごせるでしょう。

 

教師にふさわしいと感じる、身だしなみや小物類について

最後に、教師にふさわしいと考えられる身だしなみや小物類(時計、メガネ、その他身に着けるアイテム)についてです。

ファッションは、服装だけでなく身だしなみや小物類の変化でも、印象が大きく変わってきます。

大事なポイントなので、しっかりと押さえておきましょう。

 

デスク周りに置きたいアイテムについては、こちら。

>>教師にオススメなアイテム20選

 

身だしなみや小物類については、清潔感が重要

オシャレな小物

身だしなみにしろ、小物類にしろ。

教師にも(他のビジネスパーソンと同様に)清潔感は超重要です。

教師である前に、一人の社会人ですからね。

 

よって教師におすすめの色味としては、モノトーン(白、黒、グレー)、寒色系(紺、青系)かアースカラー(茶、緑、青など)など落ち着いた色味。

 

化粧は薄く、つけまつげや厚塗りマスカラなど目元周りの強調は避けたいところです。

男性のヒゲは剃られているに越したことはありませんが、生やすならきちんと整えるようにしましょう。

どうでもいい話だけど、教師ってヒゲを生やしても許される数少ない職業だよね。

 

いずれにせよ、ビジネスパーソンにとって清潔感は重要です。

教師においても、例外ではありません。

生徒と毎日触れ合っているので錯覚するかもしれませんが、社会人として(もちろん教師として)清潔感のある身だしなみや小物類を持つように心がけるのは、非常に大事なことです。

 

いざという時のために、ビジネスバッグは一つあると便利

バッグを脇に置いて作業

多くの教師は使い慣れたリュックタイプや、さっと書類が取り出せるトートタイプを使っている教師が多いと思います。

普段(車通勤の方なら特に)カバンを持たずに出勤する教師もいるくらいです。

しかし、いざという時のためにビジネスバッグが一つあると便利です。

 

出張や家庭訪問に合わせてスーツを着ているのにカジュアルすぎるバッグでは、(スーツ&スニーカーのように)チグハグ感が出てしまうことがあります。

私みたいに教師から転職するなら、転職活動中や転職面接の時になおさら必要になります。

冬場のアウターも同じです。スーツに合うコートが1着あるといいですね。

 

ハイブランドの高価なものじゃなくて良いので、スーツを着る時用にビジネスバッグとコートは一つ用意しておきましょう。

 

教師におすすめの服装、まとめ

 

教師にオススメの服装

本日の内容をまとめます。

一般的な感覚として(生徒・保護者・同僚・管理職いかなる視点を問わず)教師にふさわしいと感じる服装については

  • 襟付きのトップス
  • ダメージ加工やデニム生地ではないロングパンツ
  • 動きやすい靴
  • 清潔感のある色味
  • カジュアルブランドを取り入れる

この辺りがポイントになってきます。

 

教師も人間ですから、オシャレをしたい気持ちもわかります。

しかし教師という立場が、それを許さない時もあるのは確か。

いちビジネスパーソンとして、TPOを意識して、その場面においてもっともふさわしい服装をきこなしたいものですね。

 

小物から変えていくのも、一つの手だと思います。