教師として働いてきたが、続けようか悩む。

そこで気になるのが、実際に教師から転職した人の声や体験談。
この記事では実際に教師から転職した人の体験談をまとめています。
目次
安定に固執して教員の仕事を12年続けてきたが、やりがいを求め転職したAさん
私もそうでしたが、やはり教師の魅力の一つは安定性。
特に、給与や福利厚生だと思います。
そんな教師生活を12年続けてきて、ふと

と、Aさんは疑問に思った。
教師の仕事って
- 働こうがサボろうが、給与は一定。
- 責任とやることだけ増えて、働きがいは減るばかり。
だからこそ、教師にやりがいを見出せなくなりつつある時代になってしまいました。
一度きりの人生、リスクを減らして生きていきたいと思うのは当然のことです。
しかし。
安定に固執して何もしないってのは、それこそ自体がリスクなんですよね。
もしあなたが、安定という目的が先行して教師生活を送っているならば。
昨今の国や地方の改革(改悪?)を見ても、本当にこれからの「教師の仕事や生活」まで安定しているって断言できますか?
違和感を持ったまま教師をしていても、満足度の高い人生は送れないと私は考えます。
もし思い当たる節があるならば、行動を起こしたAさんの記事をご覧ください。
教師の時間外勤務があまりにも辛くて、人生をやり直そうと決意したBさん
教材研究、授業準備、部活指導、保護者対応…etc。
ただでさえ、やることが多すぎる教師の仕事量。
そんな長時間勤務に嫌気がさして教師から転職したのが、30代女性の中学校教師Bさん。
仕事をするのは、生きていくため。
仕事をするためだけに、生きているのではありません。
国や地方の改革を期待して(待って)みるのも、一つの手かもしれません。
しかし時間は不可逆ですから、いつまでも待てるものじゃありません。
10年という節目を迎えて自分の人生を振り返り、人生をやり直すつもりで教師から転職したBさんの行動について、まとめています。
それなりのキャリアを積み、中堅教諭になったからこそ長時間勤務への不満や悩みってあります。
同じように「長時間勤務とやりがい」について悩んでいる方には、ぜひ読んでもらいたいです。
中学校の部活指導で、心身ともに疲れ切ったDさんの転職話
教師の残業時間改正の動きはあるものの、未だ時間がかかりそうな気配。
しかも、いい方向に向かっているとは言い難いものばかりです。
そんな教師の業務の負担になっている最たるものが、部活指導。
中学校教師だったDさんは、部活自体の教育的価値はあると考えるものの、仕事量が減らない状況で部活指導に携わり心身ともに疲れ果ててしまいました。
好きで部活指導をしているなら、こんな悩みは抱かないのでしょう。
しかし。
多くの教員(特に中学校教員)は、部活指導をやらされているハズです。
教師から転職したDさんは、このまま部活指導をはじめとする今のような教員の仕事を続けていては、やがて心身ともに壊れてしまうと感じたそうです。
Dさんと同じく、部活指導に明るさを見出せない、という教員のあなた。
ぜひ一度ご覧ください。
定年まで働ける自信がなくなった、20代で教師の仕事に見切りをつけたEさん
教師の離職率は、5%を切ります。
しかも半分以上(約6割)は、定年退職によるものです。
一方で、毎年5,000人ほどの教員は、主に精神疾患を理由に休職しています。
定年を迎える人たちは(減らされ続けているとはいえ)潤沢な退職金を得るために、無理をして頑張っている人もいるでしょう。
しかしその頑張りが痛みを伴うものであれば、無意味。
心を患ってまで無理して大金を得ても、いざ使う時に心身ともに健康じゃないなら、意味がありません。
我慢が美徳とされていた時代じゃありません。
教師から転職したEさんは、日々増え続ける教員の仕事に耐えかねて、やがて

と思ったのだそう。
安易に逃げるという軽率な行動は、避けるべきです。
でも、自分の人生をしっかりと見つめ直し、ワークライフバランスやクオリティオブライフを考えることはとても大切なこと。
我慢して無理をして、残りの30年以上を奴隷のように働いて得る退職金よりも、若いうちに見切りをつけ、30年以上をかけて退職金以上の所得を得る方が、人生の充実度が変わってきます。
あなたがもし退職まで勤められるか不安に思っているなら、きっとEさんの転職体験談は参考になると思います。
大切な彼と出会えたから、教師の仕事を辞めることができたFさん
誰しも初任の時代があります。
民間と違い、教師は採用1年目からいきなり一人前として扱われ、責任も仕事も多くのしかかってきます。
頑張って採用試験に合格したという経験もあって、なんとか教師の仕事を頑張ってきたFさん。
それでも日々の業務量によって、心が蝕まれることに。
その度に、親や友達など、周りの人から


そんな説得や励ましを受けてきた。
その言葉を信じて、教員の仕事をだましだまし続けてきた。
でも、いつまで信じて走り続けたらいいのか?
教員の仕事のように「24時間縛られている」ような働き方で、結婚生活やプライベートを充実させながらどうやって働けというのか。
そんな不安に押しつぶされそうになっていたFさんを救ったのは、合コンで知り合った彼だったそうです。
今を変えたい、変わりたい。
そう思った時に素敵な人の存在で救われた話を載せています。
教師から転職した人の体験談、まとめ
十人十色の転職理由。(この記事では、10人も紹介していませんが。)
背景の違いがあれど、今回話が聞けた元教師の方々は
- 安定性を求めて、教員の仕事を我慢し続けていた
- 身近に同じ境遇の人がいないから、不安だった(ファーストペンギンがいない)
- 教員を辞めて、後悔はしたくない
- 心身ともに充実した人生を送りたい
こんな考え方が共通していたように思います。
転職活動は日々の業務の合間で行うので、ストレスも増えるしより一層効率よく働かなくてはいけません。
そもそも転職が全てではない、とも思っています。
自分で工夫しながら折り合いをつけ、いわゆるサラリーマン教師のように働いていくのも、立派な処世術だと思っています。
教師をやめようかどうしようかと感じた時に気になるのが、実際に教師から転職した人たちの体験談。
そう思いで、この記事を作りました。
紹介した方達や、昔の私のように「教師として働いていくべきかどうか」を悩んでいるあなたに、何かしら参考になっていますように…。