転職活動を行うのに、個人では限界があります。
ってことで、転職サイトに登録をしようと思うわけですが…。
と私自身が迷いましたので、その経験を活かして高校教師歴10年以上で転職した経験を持つ松梅タケが、簡単に転職サイトと転職エージェントの違いについてまとめていきます。
転職エージェントを利用する前に大事だと思うことはこちらにまとめました。
目次
転職サイトと転職エージェントの違いは、情報量とサポート力の有無
転職サイトも転職エージェントも、どちらもあなたの転職の力になってくれるサービスです。
また、転職サイトには
- 自分から探しにいく(いわゆる一般的な)求人情報サイト
- 条件等を入力しておくとスカウトされる、スカウト型転職サイト
の2種類があります。
2種類の転職サービスと、転職エージェントの一番の違いは
だと、感じています。
そして、教師におすすめなのは転職エージェントです。
とは言え正直なところ転職エージェントはエージェントの力量に大きく左右されるので、一概には言いにくいところもあります。
参考:【タイプ別】教師・教員におすすめの転職サービス・エージェントまとめ
もう少し違いを見ていきます。
転職サイトと転職エージェントの違い
まずは簡単に表で違いを見てみましょう。
項目 | 転職サービス | スカウト型 転職サービス | 転職エージェント |
---|---|---|---|
求人数 | ○ 多い | × 少ない | △ サービスによる |
手間の多さ | × 多い | ○ 少ない | △ それなりにある |
サポート力 | △ 少ない | △ 少ない | ○ 高い |
全てを利用して比較したわけじゃないですが、私自身の転職の経験を元にまとめました。

求人数の違い
求人数は、サービスの種類というより運営している会社の規模や実績によるところが大きいです。

dodaが取り扱っている求人のうち、80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人。
非公開求人を含む求人の紹介はもちろん、企業へのエントリーや面接日程の調整、アピール方法など、内定までをトータルサポートしてくれます。
会社の規模等を考えなければ、転職サイトは一般的に「公開求人」を取り扱っているので、求人数は豊富です。
しかし転職サイトは、あなた自身で求人を見つける必要があります。
一方、スカウト型やエージェントは総数は少ないですが「非公開求人」を多く取り扱っているところが多いです。
実際に利用してみないと求人数の多さ(有効求人数の多さ)がわからない部分もありますが、広く出回らない高待遇の求人を扱っていることも多いです。
手間の多さ
情報収集や転職までの準備が楽なのは、スカウト型の転職サービスです。
個人情報や希望の年収・職種などを入力しておけば、あとはあなたの希望に沿った求人を定期的に送ってくれるサービスです。
転職サイトはいわばハローワークのようなものなので、あなたの手間はかなり多いです。
広く浅く知りたい場合に有効ですが、その分自分で何でも動かなくてはなりません。
転職エージェントは、基本的に事前面接やカウンセリングがあります。
- 時間の調整
- 対面
という意味で、手間はそれなりにあります。
スカウト型の転職サイトは、あなたの属性に合わせておススメを提案してくれるので、基本的に「待ち」スタイルで情報が入ってきます。
登録にかかる時間も、一般的に1分~5分程度の数分で終わります。
ただし、求人数は転職サイトや転職エージェントに比べると少ない(印象)ので
- とりあえず、転職先の候補にどんなものがあるか知りたい
- 時間と手間をかけることなく、情報を集めたい
というなら、ありだと思います。
参考:【タイプ別】教師・教員におすすめの転職サービス・エージェントまとめ
サポート力
転職に不安はつきものです。教師の転職ともなると、民間経験が無い分さらに不安になりますよね。
転職の極意は、前職を続けながら行うこと。
効率よく情報収集をしたり転職準備をしたりするなら、誰かサポートしてくれる人の存在は必須です。
一般的に転職サイトは、自分ですべてをこなします。情報収集から面談調整、選考対策や条件交渉も自分で進めなくてはなりません。
スカウト型は、オススメ・書類通過した企業のみ連絡をくれるので転職成功率はあがります。しかし、面談の予約や細かな調整は自ら行わなくてはなりません。
一方で転職エージェントは、個別に担当がつきます。
あなたのキャリアをみて転職後のワークライフバランスまでを考えて、転職に必要なことすべてをサポートしてくれます。
履歴書の指導や面談のテクニック伝授はもちろん、企業とのマッチングや面談確約なんかもしれくれるので、初めてでも安心でした。
ただし注意点としては(先ほどお伝えした通り)エージェント(サポートしてくれる方)の力量次第で、同じサービス会社でも実績が変わってくるということ。
俗にいう当たりハズレってのはあるので、エージェントとの面談を通して信頼できるかどうかの判断をした方が良いでしょう。
転職サイトと転職エージェントの違いまとめ
本日の内容をまとめていきます。
- 転職サイトは、求人数は多いが自分でやることが増える
- スカウト型は、手間は少ないがサポートや求人数に少し不安
- 転職エージェントは、サポート力はあるが当たりハズレもある
私なりの結論としては
だと感じています。
私が実際に利用していたのはこちらです。
業界大手のリクルートが運営する転職エージェント。
私が転職を決意した際に、登録したサイトです。
10万件以上の非公開求人を扱っているので、気になる求人や興味が湧く求人は必ずあります。
「いつかは教師を辞めたい」と考えているくらいの時点で、転職活動の様子を知りたい時に利用すると良いと思います。
転職サイトは基本的に複数に登録して、多面的に転職情報を集めるとうまくいくと聞きます。
基本的にどのサービスでも無料で利用できるので、複数登録して得することはあっても損することはありません。
一人で悩まずに、利用出来るものはどんどん利用していきましょう。