教育学部だったけど教師にならなかった、30代女性の生き方

教育学部卒だけど教師にならなかった私

この記事では、「教師になっていなかったらどんな人生になっていただろう?」という教師の妄想あるあるを記事にするべく、教師の道に進んでいなかったらどんな人生が待っていたのか?これについて知り合いのブロガーさんがたまたま教育学部出身だったので、執筆の協力をお願いしました。

いわゆる教師からの転職とはちょっと違って、教師になる前に教師にならなかった人の体験談です。

 

素性等は一切明かさない(明かされると困る)ということで、ここではGさんとしておきます。

それでは、Gさんの生き方について見ていきましょう。

参考:女性教師におすすめの転職エージェント3選と、転職に失敗しないためのコツ

参考:教師から転職した体験談まとめ

教育学部を卒業したけど、教師にならなかったGさんについて|自己紹介

転職体験談の紹介6人目

こんにちは。

教育学部を卒業後、会社員として働いているワーキングママです。

教育学部に進学しながら教員免許を取得しなかった人間として、大学卒業後にはこんな人生を送っています…という体験談を書かせていただきました。

 

今教師をしているけど、別の職業に転職してみようかな…と思っている方に向けて、こんな人生もありますよ〜という一つの参考になれば幸いです。

それでは、簡単にGさんの自己紹介をお願いします。

 

現在、33歳の女性です。デザイン制作会社でWebデザイナーとして働いています。

大学在学中に知り合った当時の先輩と大学卒業後に結婚、娘が一人います。

最近新築の家を購入し、それなりに幸せに暮らしています。

 

入学当初から教員資格の取得意欲はありませんでした

大学の本棚で本を選ぶ

私が大学受験を決めたのは、高校2年生の時。

商業高校に通っていた私はそもそも大学受験で利用できる科目が少なく、選択肢が少ない中で狙ったのがとある国立大学の教育学部の美術科でした。

 

美術科であれば実技試験がある代わりに、筆記試験の受験科目が少なかったんですよね。

大学に入れればそれで良かったので、教員免許には最初から興味がありませんでした。

 

学業よりも、インターンやデザイン制作に没頭した学生時代

イラストを描く

私は学業よりも

  • アルバイト
  • 制作会社でのインターン
  • ライブやイベントのフライヤー作り
  • Tシャツデザイン作成
  • フリーペーパー作り

などを積極的に行ってきました。

 

地元(地方)で生きていくと決めていた、私。

就職のために上京する予定もなかった私は、地方にある数少ない制作会社になんとしても入社する必要がありました。

そのために、学生のうちからスキルを身につけておきたいと、自分で色々動いていた感じです。

 

上記のように学業以外のことに没頭していた私は、大学の授業をサボり気味でした…。

今思えばもっと真面目に講義を受け、いろんなものを吸収すべきだったと後悔していますが、当時はなかなかそれに気づけませんでしたね。

私も似たようなもの。これを読んでいるあなたも、思い当たるかもしれませんね。

 

周りの友人は真面目な人が多く、私はどちらかというと浮いていたと思います。

ゼミの教授には

男性普通顔
教授
学生時代の成績がいまいちだった人の方が、社会に出たりすると飛躍したりするからね。

なんて言われましたが、それだったら私も飛躍できるかな〜なんて勝手に考えてました。笑

 

転職回数は3回。今後は独立予定

手を広げる女性

私は現在に到るまで、3回転職しました。

いずれも正社員で採用されています。

教育学部出身というよりは、国立4大卒ということで地方ではエリート扱いされることが大きなメリットでした。

 

今は年収450万ほどで会社員をしていますが、旦那も正社員で働いているので収入としては満足しています。

今後は娘が小さいのでもう少し働きやすい会社に転職するか、自分で起業してしまおうと考えています。

今はそのために色々準備を進めているところです。

 

教師にならなかった理由は「いずれは独立をしてみたかったから」

私の最終目標は、起業することです。

これは大学生の頃から変わりません。

自分の力でどこまでできるのか、やってみたい。

そんな願望があります。

 

なので、最初から教師の道に進むという選択肢はありませんでした。

 

在学中の友人たちは「せっかく教育学部にいるのだから…。」と、教員免許を取ろうとする人の方が多かったです。

ですが、実際に教員の道に進んだ人は少なく、ほとんどの人が一般企業へ就職していました。

ちなみに、地域と連携して規模の大きいアートイベントを開催することで美術を学ぶというのが私の所属していた学科のテーマでしたが、私はこれにはほとんど参加しませんでした。

周りに流されることなく、自分に必要なこと(デザインの勉強)を淡々とこなしていたんですね。

 

Webデザイナーを選んだのは、独立しやすそうだったから

写真を加工する

大学在学中から「いずれは起業したい!」と考えていたので、自分の武器になるスキルを身につけておきたいと感じ、デザインについて学ぶようにしていました。

元々美術科に在籍していましたし、イラストを描くのが得意だから「デザインもいけるでしょう!」と思ったんですよね。

 

実際は、イラストとデザインは全くの別物

デザインはデザインで奥が深いので、今でも勉強中です…。

学んだデザインの勉強を、どのように仕事(起業)へとつなげていくのでしょう?

どうせ起業するなら、デザインでおしまい・・・・・・・・・となるようなサービスは嫌だなって思います。

私にお仕事を依頼してくださるお客様が売上を上げるために、私がデザインしたツールを使ってもらう。

 

デザイナー視点だとどうしても「デザインすること」がゴールになってしまい、その先にあるお客様の利益までを考えることが難しい場合が多いみたいです。

私が実際に起業したり独立したりするときには、そのあたりを差別化できたらいいなと考えています。

今は転職を繰り返しながら、起業するときにやっていけるよう準備している感じですね。

 

利用してよかったのは、ハローワークよりも転職エージェント

面談を経て握手

転職回数が3回と、(私の周りの中では)多い方に入るGさん。転職するにあたって、何かコツ・・みたいなものもあったようです。

これから転職したいと考えている方は、ハローワーク以外・・で仕事を探してみるといいと思います。 

特におすすめなのは、転職エージェントです。

ハローワークで苦い経験でもありましたか?

転職の際にハローワークを数回利用したことがありますが、ハローワークにある求人っていつも同じ顔ぶれなんですよね。

やめる人が多い会社でいつも人手不足…なんて会社が多い印象です。

 

ちなみに私の旦那も、転職経験があります。

元々中小企業でSEをしていたのですが、転職エージェントから紹介された一部上場企業への転職に成功しました。

ハローワークやネット上にはない非公開求人情報を紹介してもらえるので、使わない手はないです。

これは私も実感しています。転職エージェントの強みと言えるでしょう。

 

もちろん良い会社もあるので、ハローワークの求人に目を通しておくべきかとは思います。

しかし、それだけで終わると損をするんじゃないのかな。

私は転職エージェントを利用したからこそ、希望の会社に出会えたと感じています。

 

転職しようか悩んでいるなら、まずは情報収集なり転職エージェントの面談なり、何かしら行動を起こすことをおすすめします。

転職するか実際に決めるのは、いろんな選択肢を揃えてからでいいはずなので。

 

最後に。

 

私は教育学部出身ですが、最初から教員免許を取るつもりがなく、今も教師とはまったく別の仕事をしています。

自分が本当にしたいことややりたいことを見つけ、それを活かせるような日々です。

苦労することもたくさんありますが、今の私は家族にも恵まれて幸せに生きています。

教育学部出身の人間の一つの行き方として、少しでも参考になれば嬉しいです!

Gさん、貴重な体験談ありがとうございました。

教育学部出身だからと言って教師でいる必要はない!|まとめ

教育学部卒だけど教師にならなかった私

Gさんにお話を聞いて感じたのは

自分のやりたいことは何か、明確にすることの大切さ。
そのための努力を怠らないことの、重要さ。

だなぁ、と。

 

教師の仕事が本当に大好きで、これからもずっと続けたい(でも、しんどい)と感じるなら、働き方を変える必要があるでしょう。

参考:働き方に悩む教師へ、1度は読んでもらいたいおすすめの一冊!

 

逆に。

教師を辞めたいと思っているのに、教師にしがみついて(枠にとらわれ過ぎて)働いているのは、誰も幸せにならないなぁと改めて感じました。

教師って「こうしなければいけない」みたいに考えちゃう人、多いですからね。

あなたは今の仕事に満足していますか?

この記事が何かしら前に進むため・・・・・・のきっかけになれば、幸いです。