公務員である教師だとしても、将来のことや資産形成については不安になりますよね?
そこで以前「教師におすすめの財テク」で話をしたうち、もっとも教師に向いているとした家賃収入・アパート経営について


という、教師がアパート経営を行う際に気になることを解決していきます。
目次
教師がアパート経営に手を出して、リスクはないのか?
資産運用や資産形成、または不労所得など、いくら投資に興味があってもなかなか始められないのは

これに尽きると思います。
そこでまず、教師がアパート経営に手を出してリスクはないのか?
これについて、気になることを解決していきましょう。
リスクについて正しく知る

投資である以上、リスクが0というものは存在しません。
そう聞くと

と思いますよね。
もちろん、自己防衛の観点からいうと、それは正しい。
しかし、リスクマネジメントの観点からいうと、それは間違っています。
リスクがあって怖いというのは、リスクについてあなた自身がよく理解していないから怖いってことです。
本来、リスクは振れ幅(または可能性)を意味します。
例えば、日本にある企業が倒産するリスクがあります。
そもそも、日本という国がなくなるリスクだってあります。
あなたの心の中では

って思いませんか?
これが、リスク。起こりうる可能性が高いのか低いのか。
そして、投資というのはリスクあるものに資産を投じることです。
リスクが低い(と感じる)日本そのものに投じる方法としては、国債。
リスクが高い(と感じる)会社に投じる方法としては、株式。
そしてリスクが高いほど、リターンが大きくなるのが通常です。
本日は今すぐにでも始めるべき、教師におすすめの副収入について、高校教師歴10年以上の松梅タケがお話しします。 家賃収入 金・プラチナ投資 株・為替取引 ネット副業(クラウド・ブログ・せどり・オークション)[…]
教師はお金に疎い人が多いです。
投資やリスクそのものを理解していないなら、アパート経営の不安解決に入る前にぜひ読んでください。
不動産投資はローリスクミドルリターン
本記事の後半で詳しく説明しますが、不動産投資は一般的にローリスクミドルリターンと言われています。
ローとかミドルとかの詳しい基準はわかりませんが、概ね
これがローリスクミドルリターンです。
ただしアパート経営でローリスクミドルリターンを実現するには、正しい知識と正しい手段が必要です。
詳しくは後半で解説します。
副業禁止や職務専念義務に違反しないのか?

これも心配になりますよね?
結論をいうと、教師がアパート経営を行っても全く問題ありません。
ただし、手段を間違えると(心配している通り)法律違反になります。
嫌な響きですね、懲戒処分。最近ではわいせつ行為をした教員に対して、免許再交付を拒否する法案も可決されましたね。縁遠くありたい懲戒処分ですが、いざ起こってから知らなかった。では済まされない、大事な内[…]
年間の収入額は500万円以下、戸数は5棟10室以下にすること

この不安を解決するには、職務専念義務や兼業禁止の法律を正しく理解することが必要になってきます。
公務員である教師は
- 職務に支障が出ないこと
- 営利目的じゃないこと
- 任命権者の許可があること
以上の状態であれば、副収入が得られます。
詳しくはこちらで確認してください。
教師であれば、もちろんこの言葉はご存知ですね?職務専念義務合わせて、信用失墜行為の禁止というのも聞いたことがあるかもしれません。でもあれもダメ、これもダメってものばかりで息苦しくなるよ。[…]
そして、教師がアパート経営をして副収入を得るならば
- 職務に支障を出さないために、専門業者を間に通す
- 営利目的じゃないことを証明するため、年間500万円以下、5棟10室以下に抑える
- 年度当初などに、任命権者(多くの場合、学校の事務職員が窓口)に許可申請を出しておく
これを遵守すれば、全く問題ありません。
安心してください。
正しい手段をとれば、公務員である教師も副収入を得ていいんです。
本日は今すぐにでも始めるべき、教師におすすめの副収入について、高校教師歴10年以上の松梅タケがお話しします。 家賃収入 金・プラチナ投資 株・為替取引 ネット副業(クラウド・ブログ・せどり・オークション)[…]
忙しい教師が副収入を得る方法として、不動産投資はベスト

その通り、教師におすすめの財テクはいくつかあります。
本日は今すぐにでも始めるべき、教師におすすめの副収入について、高校教師歴10年以上の松梅タケがお話しします。 家賃収入 金・プラチナ投資 株・為替取引 ネット副業(クラウド・ブログ・せどり・オークション)[…]
私はその中でも、アパート経営や不動産収入は教師に合っていると思います。

理由は大きく2つ。
- 教師はローン審査で、有利にはたらく。
- 一度軌道に乗れば、不労所得として副収入が得られる。
職務専念義務の項でも話しましたが、副収入を得ようと思うと公務員には縛りがきついです。
教師の1日。教師として働いていると毎日の激務に追われて振り返ることがなく、教師以外の人からすると教師は「忙しい、忙しい。」っていうけど、実際どうなんだろう?と、なかなか想像しにくいようです。[…]
不動産投資であれば、一度軌道に乗せられれば後はあなたの手を患うことなく、安定して家賃収入が得られるようになります。
もちろん不動産を扱う訳ですから、作っておしまい、借りてもらっておしまいとはなりません。
しかしこれらは、不動産投資会社を間に入れることで解決します。
職務専念義務の観点から言っても、教師が不動産投資やアパート経営をするなら、不動産投資会社を間に入れるべきです。
また、投資する不動産の購入はローンを組むことになると思いますが、公務員である教師はそのローン審査でも有利にはたらきます。
安定な職業と言われる教師といえど 仕事や人間関係のストレス ブラック企業のような働き方(長時間勤務) ステップアップできない(しにくい) 公務員体質にうんざり(慣習を断てない) 何でも屋になっている[…]

この辺りは次の「失敗させないためには?」で、詳しく見ていきましょう。
銀行が投資の類で融資をしてくれるのは、不動産投資くらいです。
銀行は貸し倒れの危険が高いものに、一切お金を貸してくれません。
- 不動産投資という、比較的ローリスクで堅実にリターンが見込める投資
- 教師という、社会的信用性が高い職業についている
以上2点から、銀行で受ける融資の審査は有利にはたらくことが多いです。
アパート経営を失敗させないために必要なことは?
ここまで教師とアパート経営・不動産投資について、相性や疑問点・注意点などを中心に話していきました。
ここからは、不動産投資を失敗させない、賢く不動産投資をするために必要な知識やテクニックをお話していきます。
不動産投資会社を正しく選ぶ
何度も言っていますが、教師がアパート経営をするなら、間に業者を入れるの方が良いです。
業者が入ることで手数料やコストを懸念するかもしれませんが、そのあたりのお金の出入り(キャッシュフロー)は後述します。
ただし、不動産投資会社というのは、胡散臭い会社が多いのも事実です。
そこで、不動産投資会社を正しく選ぶというのが重要になってきます。
チェックする項目は4つ。
- 投資会社が破産するリスクは低いか?
(営業形態がしっかりしている、押し売りをしていない、運用実績がある、施工実績が多い) - 一括借り上げ、家賃保証があるか?
(入居者がいないときでも家賃収入はあるのか? あるならどの程度か?) - 資金繰りは大丈夫か?
(入居者の確保に向けた正しい努力がされているか? オーナーを増やす努力ばかりしていないだろうか) - エリア選びは根拠に基づいているか?
(少子化対策は万全か? 数字に基づく根拠がきちっとなされているか)
この辺りは、資料請求などを通して複数の会社で見比べると良いでしょう。
一つだけだと違いがわかりませんから。
不動産投資絡みの事件で記憶に新しいのは、かぼちゃの馬車事件、スルガ銀行の不正融資事件(シェアハウス事件)、レオパレスの偽装建築事件などがあります。
事件背景や理由は様々ですが、オーナー自身、すなわちあなた自身が確認するなり知識を身につけ賢くならないと痛い目をみます。
本記事冒頭でも説明した通り、自分がよくわかっていないものには投資しない!
この鉄則は守ってください。
自ら学んで、しっかり理解することを怠らないでください。
6月末や12月末。民間よりも約2週間~1か月ほど早く訪れる、教師のボーナス。心待ちにしている人も、多いハズです。 今年のボーナスで、欲しかった家電を買おう。[…]
不動産投資セミナーを利用する
もしあなたが土日や平日の放課後など、勤務時間外に時間の都合がつけやすいのであれば、不動産投資セミナーに参加する方がいいでしょう。
無料で実施しているところがほとんどだし、気になったことやわからないこと、疑問に思ったことは何でもすぐに聞けますからね。
講師の表情や振る舞い、参加者のレベルなどである程度信用できる会社かどうかの判断をすることだってできます。
不動産投資の基礎・メリット・デメリットはもちろん、家賃保証の仕組みや見分け方など、一歩踏み込んで詳しく説明してくれます。
今なら、参加者にもれなく「マンション投資Q&Aガイドブック」がプレゼント中ですよ。
セミナーにいく前には、こちらで予習をしておいてください。
高い利回りには要注意! 実質利回りのベストは5%前後
無料請求した資料に書いてあることや不動産投資セミナーに参加すると、高い確率で不動産投資のメリットしか教えてくれません。
これだけの収入が安定して得られますよだとか、リスクなく高利回りで資産運用ができますよとか。

詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にしてください。
本日は今すぐにでも始めるべき、教師におすすめの副収入について、高校教師歴10年以上の松梅タケがお話しします。 家賃収入 金・プラチナ投資 株・為替取引 ネット副業(クラウド・ブログ・せどり・オークション)[…]
でもそのほとんどが、想定利回りです。
しかし実際は、あなたが手にする家賃収入から
- ローンの利息と返済金
- 投資会社への手数料
- 修繕積立金などの維持管理費用
これらを支払うことになりますし、そもそも満室で運用できない可能性だってあります。
その辺りを加味して考えられるのが、実質利回り。
本当にその不動産投資会社がオーナー目線で運営されているなら、この実質利回りで話をしてくれるはずです。
あまりにも高い配当や利回りには注意してください。
事故物件だったり、改築費用など初期費用でものすごくお金がかかったりしてしまう可能性がありますから。
出ていくお金はいくらで、入ってくるお金はいくらなのか。(キャッシュフローと言います。)
このキャッシュフローをしっかりと見極めましょう。
節税目的のみでアパート経営をすると失敗する
不動産投資のことを勉強してくると、不動産投資は
- 税金対策にもなる
- 私的年金としても使える
- 資産になる
こんなことを目にするようになると思います。
確かに、安定して家賃収入が入ってくる目的(=定期的に収入がある不労所得)としてアパート経営や不動産投資を行うので、年金代わりになったり資産になったりします。
万が一あなたが死亡した場合、団体信用生命保険に加入していれば、残ローンはなくなり資産として不動産が残せますし。
でも、税金対策というのは一考してください。
不動産投資をして数年のうちは確かに節税効果が高いです。
所得税控除で、一部お金が返ってくるのも事実です。
しかしこれらは、あくまでオマケみたいなもの。
わずか数年の、目先の利益しか考えられていません。
不動産投資はたった数年だけのためにやるのですか?
違いますよね。
たった数年の(目先だけの)利益や恩恵のみで、判断を誤らないようにしてください。
アパート経営や不動産投資が、教師にとって魅力的なのは間違いないです。
しかし目的を見誤ると、思わぬところで不幸を見ることになります。
公務員である教師がアパート経営する上で、気になることを解決! のまとめ
教師がアパート経営するメリットは
- 一度軌道に乗れば、ローリスクで5%ほどのリターンが見込める
- 一般的な会社員よりも、始めやすい
- 他の投資や財テクに比べて、つきっきりになる時間が少ない=忙しい教師の業務に支障が出にくい
こんなところ。
これらメリットは、他の財テクにはないものです。
不動産は高い買い物です。自分が住むためのマイホームですら、熟考するはずです。
しかしお金に関する知識と正しい情報をを身につければ、不動産投資はローリスクミドルリターンが期待できます。
右肩上がりで給料が上がる教師とはいえ
- 退職金が14年間で1600万円も減らされた
- 社会情勢により相対的に給料が決められる
- 残業代も出ずに、長時間労働を強いられる
こんな状況で、この先も不安なく過ごせる自信がありますか?
誰もあなたを守ってくれません。
国や地方、ましてや校長なんか絶対にあなたを守ってくれるハズがありません。
自分の身は自分で守る! 自分が賢くなって、堅実に生きていくために行動する。
これを心がけてください。
不動産投資の基礎・メリット・デメリットはもちろん、家賃保証の仕組みや見分け方など、一歩踏み込んで詳しく説明してくれます。
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