6月末や12月末。
民間よりも約2週間~1か月ほど早く訪れる、教師のボーナス。
心待ちにしている人も、多いハズです。




30代にもなればボーナスの額が大きくなり、使い方次第では強固な財産や資産になります。
気がつけば、いつの間にかなくなっているのがお金。
もちろんボーナスも例外ではありません。


こんな風に思った、そこのあなた。
本当に、そうでしょうか。
大事なボーナスの使い道について、ぜひ一度考えてほしい内容を取り上げます。
>>公務員である教師におすすめの財テク4つと、知っておきたいお金の知識
目次
教師のボーナス事情
教師は景気に左右されず、ボーナスが2回あります。
昔は春にもボーナスがあって、3月にもボーナスの支給があったようです。
そんな教師のボーナスについて、もう少し詳しくみていきましょう。
そもそも、教師のボーナスっていくら程度?
毎年6月や12月に入ると、一斉にニュースやメディアで取りざたされるますよね?

そして、もれなく


ここまでのコメント(世間の声)が、ワンパッケージ。
このようなコメントを見ると(聞くと)辟易します。
そんな妬み嫉みの類を受ける公務員のボーナスは、条例(または法律)によって決まっています。
地方公務員のうち、教師(地方公務員教育職)の基本給は一般行政職より高く設定されているので、その分ボーナスも多くもらえます。
概算でいえば( 2018年で)、教師のボーナス額はだいたい
- 夏のボーナスは、給与の2.1か月分
- 冬のボーナスは、給与の2.3か月分
あたりになります。
よって、夏のボーナスは手取りの2倍弱(1.9倍くらい)くらい、冬のボーナスは手取りの2倍強(2.2倍くらい)ですね。
参考までにでいうと、30代前半なら夏に50万円前後、冬に60万円切るくらいでしょう。
景気に左右されるものの、ボーナスが無いってことはありません。
その代わり、好景気でもアップは期待できません。
必ずボーナスが出るってのが、民間とは違います。
教師のみんなは、何にボーナスを使っているの?
私自身の十余年の教師人生における経験はもちろん、同僚や先輩の教師たちに聞いたボーナスの使い道を紹介しようと思います。
私は地方で教師をしていたので、都市部の教師と違うかもしれませんが、同じ教師としてそこまで違わないでしょう。
ズバリ、教師のボーナスの使い道は、3~5割は貯金。
総じて、教師は安定志向(心配性?)の人が多いのでしょう。
周りの教師に聞いても、半分近くを貯金している教師がほとんどでした。
中には

っていう女性の先生もいたな。
残りのボーナスの使い道は、独身組と既婚組で違ってきますし、男性と女性でも大きく分かれます。
さらに、20代・30代・40代以上でも使い方に違いが見られます。
性別や家族構成などによる、ボーナスの使い道の違い
半分近くは貯金しておくっていう教師が多かったですが、残りの使い道は性別や家族構成によって特徴が見られました。
例えば、独身組は趣味や好きなものに使うことが多かったですね。
独身の中でも若い人ほど、何回かに分けて(小分けして)使う人が多かったように感じます。
既婚組は「そもそも自分で使えない。」「ボーナスは家族のために。」って人が圧倒的に多かったです。
当然ですね。
一方で、性別による違いとしては
- 男性は形として残るモノにボーナスを使う
- 女性は衣類や小物など形に残るものもあるけど、旅行や食事などカタチに残らないものにボーナスを使う人が多い
こんな傾向がありました。
あ、あと。案外多かったのが男性のギャンブル。
これも意外と多かったなぁ…。
特に、冬のボーナスで有馬記念ってのは良く聞いた。
ボーナスは、気がつけばなくなっている
いずれにしても、お金は消費すれば失います。
資産価値があるものを購入していればその価値は残りますが、ほとんどの場合は消費して失います。
特にボーナスのように非日常のお金というのは、意識しないと消費しやすいです。
教師になりたいと考える人=堅実志向ってのもありますが、そもそも昨今の日本人はベースとして
- 現金信者
- 預貯金信者
と言えます。
もしものためやいざというときのために、貯金は必要です。
しかし、現金も貯金も使ってしまえば無くなることに違いがありません。
だからこそ私は
ってことが重要だと思っています。
ボーナスの正しい使い道は、減らさずに使うこと
自分へのご褒美にアイテムを購入する、または美容や健康など自分への投資としてボーナスを使う。
未来の不安に備えて、現金として置いておく。
しかしこれらを続けてばかりいては、せっかく稼いだ資産は目減りする一方です。
インフレが起これば(知らないうちに)価値が減ってしまう、というリスクもあります。

お金を稼ぐ事が悪い事みたいに考えられているから、誤解していませんか?
非日常の収入であるボーナス、まとまった額が入るボーナスだからこそ、お金を迂回させなきゃいけません。
ここでいう迂回とは、お金を何か別のものに変えて、回す(動かせる・はたらかせる)こと。
置いていた分を使うだけでは、迂回したことにはなりません。
繰り返しになりますが、何度でも言います。
ボーナスを貯金に回すのも大事です。
精神衛生上においても、貯金があると心に余裕ができますからね。
しかし、貯金だけでは資産が増えません。
使ったらおしまいです。
このあたりについては、こちらの記事で詳しく書きました。
本日は今すぐにでも始めるべき、教師におすすめの副収入について、高校教師歴10年以上の松梅タケがお話しします。 家賃収入 金・プラチナ投資 株・為替取引 ネット副業(クラウド・ブログ・せどり・オークション)[…]
無計画に使おうが、計画的に貯めようが、使っても資産が減らない工夫が必要だって事です。
もしあなたがまだ始めていないなら
これが、正しいボーナスの使い道です。
いきなりボーナスの全額としていないのは、不慣れを考慮していることと自身へのご褒美やローンの支払い等、すでにある程度決まった使い道があるからと思ったからです。
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先輩教師(概ね40代や50代の先生)の多くは、(あなたに言わないだけで)資産運用をしています。
職務専念義務とか副収入を得てはダメ(バレてはダメ)とかのイメージもあるからなのかな、教師は金稼ぎをしていることを隠したがります。
教師であれば、もちろんこの言葉はご存知ですね?職務専念義務合わせて、信用失墜行為の禁止というのも聞いたことがあるかもしれません。でもあれもダメ、これもダメってものばかりで息苦しくなるよ。[…]
株、信用取引、家賃収入、最近では外国為替(FX)や仮想通貨に手を広げている人もいるかもいるかもしれません。
すなわち投資の類ですね。
投資をしないと資産運用は出来ませんから、資産を作るには投資をしないといけないです。
一攫千金を狙うのがオチですからね。
手堅くかつ教師に向いているのは不動産投資ですが、これについては別記事にまとめてあるので興味があるなら読んでみてください。
公務員である教師だとしても、将来のことや資産形成については不安になりますよね?そこで以前「教師におすすめの財テク」で話をしたうち、もっとも教師に向いているとした家賃収入・アパート経営について本当に始めて大[…]
初心者でも安心して、リスクもかなり低いお勧めなのは次の2つ。
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投資をギャンブルと思わない

こう考える人は、多いハズです。
そんな中、 投資信託って聞くと
- 難しそう
- 損をしそう
- 投資って言葉が嫌だ
こんなイメージを持ってしまうかもしれません。
投資=損という多くの日本人が抱くイメージが出来上がってしまったのは、バブルの負の遺産だと思っていますが
だと感じます。
確かに、お金の勉強をロクにせずに闇雲に手を出すと痛い目をみます。
しかしそれは投資が悪いのではなく、勉強しなかったその人が悪いのです。
投資話は詐欺まがいが多いのは事実ですし、儲け話は疑ってかかってください。
ですが、何でもかんでも(日本人の特技である)臭い物に蓋をしていては、いつまで経っても消費性の高い資産しか作れません。
損をしやすかったりギャンブル性が高い投資は、投機と言います。
- 投資と投機は別物です。
- 投資はギャンブルじゃありません。
- 正しいお金の知識を身につければ、正しい判断ができるようになります。
あなたも同じようなイメージを持っているなら、考えを改めましょう。
投機だと大儲けすることもあれば大損する(資産がなくなる)ってことも頻繁でしょう。
上がるも八卦下がるも八卦。まさにギャンブル。
仮想通貨は通貨としての利用より、投機の対象として利用されている感があります。
せっかくのボーナスを失いたくない。
そう思いながら結局、消費して気がつけば無くなっているのがボーナスです。
貯金しているからと言っても、貯金だってあとで使うってだけですから、所詮消費している事と同じです。
せっかく貯めたお金を無くさないようにするためには、消費する分のお金の出所をできるだけ余剰金(利息等)にする必要があります。
そのための資産運用です。
お金に動いてもらって、お金でお金を生み出す仕組みを作ることがもっとも大事です。
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ボーナスのようにまとまった収入を得た30代こそ、計画的に運用しよう|まとめ
気がつけばなくなっている事も多い、教師のボーナス。
半分近くは貯金に回していると思いますが、残った半分のうち1割程度でいいのでお金を迂回させて運用してみましょう。
リスクが低い&金額が少なければ、得する事はあっても、損失はほとんどありません。
- コツを掴む
- 小銭を稼ぐ
- お金の勉強をする
こんな目的で始めてみるとちょうどいいでしょう。
最後におすすめの低リスクの運用方法を紹介しておきます。
低リスク商品を少額積立、複利で長期運用
投資信託やETFなどを、少額でも良いのでコツコツ積立てて運用します。
得られた利益は再び長期で運用していきましょう。
その際、ネット証券を利用する方が良いと思います。
初心者に優しいですし、証券会社や銀行にとっておすすめ(手数料が高かったり販売側に利があるような)商品を勧められる事もありませんから。
楽天の証券はわかりやすく、初めて投資信託をする人におすすめです。
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個人型確定拠出年金(iDeCO)
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年金一元化に伴い

という表れだと、私は思います。
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楽天ポイントのプレゼントなどもやっているので、楽天ユーザーなら特におすすめです。
不動産投資
初期費用や融資などが伴うので難易度が上がりますが、投資リスクは低い部類に入ります。
まずは記事を読んでイメージを膨らませるか、セミナーに参加してみましょう。
公務員である教師だとしても、将来のことや資産形成については不安になりますよね?そこで以前「教師におすすめの財テク」で話をしたうち、もっとも教師に向いているとした家賃収入・アパート経営について本当に始めて大[…]
知らないうちに無くなっているのが、お金。ボーナスのように、非日常の収入はより一層気を付けないといけません。
貯金をしているから、安泰だ。ってならなくなってきた日本の経済状況。今年のボーナスから「運用する」ってことを始めてみませんか?